初めてDMを作成する人にとって、DM作成作業は大変な作業になります。
DM作成はどこから手を付ければよいのか、何を書けばよいのか、
どうすれば反応が上がるのかなど、悩むことが山ほどあります。
DM作成の中でも、文章を書くことが一番の難関になります。
このページでは、メディアボックスがDMを作成する会社に
アドバイスしている方法をご紹介します。
このページで紹介する方法を使えば、初めてDMを作成する人でも
無理なくDMを完成させることができます。
DM作成に今まで挫折してきた人も大丈夫です。
では押さえておきたい内容からいきます。
あなたがDMを作成するときに考えなければいけないことです。
DMの基本構成は「キャッチコピー」「サブヘッドライン」「本文」が基本構成です。
そのほかに「追伸」「申し込み」などが追加されることもあります。
「キャッチコピー」「サブヘッドライン」「本文」の役割は何でしょうか。
それは「キャッチコピー」に興味を持ってもらい、
次の「サブヘッドライン」に読み進んでいただき、
「サブヘッドライン」でさらに次の「本文」が読みたくなるように作ることです。
見方を変えると、DMの中で「同意」「YES」を取り続け、
最後まで読み進めてもらうことです。
ではまず、キャッチコピーにどのようなことを書けばよいのでしょうか。
キャッチコピーの内容に、以下3つの内容を最低一つ含めます。
場合によっては2つ含めます。
1 自己利益型(お客さんの得になること)
2 ニュース
3 好奇心をそそる内容
この中で一番重要なのが「自己利益」です。
まずお客さんがこのキャッチコピーを見て「私のことを言っているのだ」
と思ってもらい「このDMを読めば得になるな」
「このDMを読まないと損をするな」と感じてもらうことが必要です。
DM内容は、分かり易くすることも必要です。
そのために具体的(数字)やイメージ(グラフ・表・イラスト)を使い
より直感的に分かるようにすることも必要です。
DM内容をどうするか分かったところで、次はDMをどうやって書くかです。
DMを書くときに必要なことは前準備です。
DMを書くことは、作業全体の20%程度しかありません。
DMを書き始める前に、とても重要なことがあるので説明します。
DMを書く前に必要な大事な作業とは、DM作成に必要な情報を集めることです。
では情報を集める方法をお話しします。
社内の各部門の現場を担当している人を集めます。
お客様と直接接触している担当の人です。
営業、電話受付、クレーム担当、ホームページ担当、カスタマーなどの人です。
そして、それぞれの人から、思い思いに次の項目を質問してください。
「お客様から受ける質問」
「会話中によく出る言葉」
「よく聞くクレーム」
「お客さんの特徴」
「最近変わったと思うこと」
「ここは改善したい」
「こんな珍しいお客さんがいた」
「こんなお客さんが困る」
「お客さんが感じている自社の商品のイメージ」
「お客さんがなぜ当社の商品を買ったのか」
「他社の商品はなぜ買わなかったのか」
「お客さんが思う当社の良いところ」
を質問して録音してください。
録音した内容を、ワードなどに落とし込んでください。
そして出てくる単語を拾い出しましょう。
拾い出すキーワードは「形容詞」「名詞」「動詞」です。
出てきたキーワードを、出現頻度順に並べます。
そしてすべてを念入りに見ながら、感じてください。
DM作成に必要な言葉が、出てきたキーワードの中にあります。
キーワードが絞れたら、そのキーワードを使って
「キャッチコピー」「サブヘッドライン」「本文」を作っていきます。
文章力は必要ありません。
キーワードをつなぎ合わせて文章を作成していきます。
まずはキャッチコピーを作成します。
キャッチコピーの内容で反応率や成約率が変わります。
重要な部分なので、テストを繰り返します。
テストの方法は、選び出したキーワードを基本にします。
また本文中のキーワードに、キャッチコピーをつくる重要な言葉が
隠れていることがあります。
その後に「サブヘッドライン」「本文」を作成していきます。
作成の方法は、キーワードをつなげていき、文章を作成していく感覚で進めていきます。
文章を書いていくときには、「文法」「書き間違い」「句読点」「言い回し」
などは全く無視して、ただただ書き進んで行きます。
書き終わってから修正をすればOKです。
途中で文章を修正していると、続きが書けなくなることがあります。
書くときはできるだけ一気に書いてしまいましょう。
DMを書くときには、DMの商品を使って喜んでくれるお客さん一人に向けて書きます。
一人に限定するお客さんは「あなたがよく知っている人」、
「優良顧客」、「あなたの知り合い」などDMの商品を喜んで買ってくれそうな人です。
そして書き上げたDMは、まだ完成ではありません。
翌日に場所を変えて再度読み返します。
変更したい点がたくさん出てくるはずです。どんどん変更して下さい。
その時に注意することは、変更前の原文は必ず保存して、
後で読み返せるようにしてください。
そして次が山場です。その書いたDMを、買ってくれそうな優良顧客に見せましょう。
そして聞いてください。「この商品買いますか?」。
お客さんが「売ってくれ」と言われたら大成功なのですが、
もし「買わない」と言われたら、理由を聞いてください。
そのDMは手直しが必要です。
一番買ってくれそうなお客さんが買わないのであれば、
他のお客さんが買う可能性はかなり低くなります。